犬の甘噛みの理由とその対応
こんにちは。
7/15に京都市西大路で犬の保育園「mum dog(マムドッグ)」をオープンしました、スタッフの中尾です。
甘噛みがひどくて困っています…
そんなお話をよく聞きます。
噛まれても可愛いからつい許してしまう。
噛まれたら怒る。
甘噛みは、子犬の時だけなので今だけ我慢したらいずれ治るよ。
等など、対応も飼い主さんによって様々です。
しかし、それがいい対応になっているか、分からないまま習慣化してしまうと
成犬になっても噛み癖がついてしまいます。
まずは、何故、子犬が甘噛みするのか理由をみてみましょう。
その1:好奇心
何でも口にしたい!
口にして噛んでいろいろな事を学んでいく。
(噛み心地の良さ、噛んで楽しいと感じた物、また人の反応を見て面白がって楽しいと感じてしまう事も学びます。)
その2:狩猟本能がウズウズ
動くものを追いかけたい!捕まえて、ガブリ!
(人の手や足は常に動いていますから狙われやすい。)
その3:歯の抜け替わり
歯茎がむずむずして何かを噛みたい。
その4:飼い主さんの関心をひくため
スリッパやズボンの裾を噛む。
その5:暇、退屈
その6.:嫌だから噛む
子犬にもちゃんと理由があり、
噛む行動がどんな状況で何が原因で起こっているかを考えてみることが大事です。
それぞれ対応の方法も変わってきますよ。
ポイント
- 遊びの中で歯が当たったら、遊びを中断してその場を離れる。
(歯を当てたら楽しい事が終わってしまう事を教える。) - 歯のむず痒さや噛みたい欲求は、噛んでもよいオモチャを与える。
- 関心をひくために噛んでくるようなら、子犬に関心を向けて一緒に遊んであげる。
- 遊び出すと興奮して噛んでくるときは、興奮を抑えるためにフードや知育トイを使って集中させる。
- 撫で方を考え直す。
- お散歩でエネルギーを発散。